読書感想

君に友達はいらない 瀧本哲史

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あなたは『本当の友達』は何人いるだろう?

現在の日本は、かつてなく『仲間づくり』(チームアプローチ)が重要な時代となっている。

その理由のひとつ

グローバル資本主義の進展

世界全体が一つの市場になって、消費者と投資家のお金を引きつける為に世界中のあらゆる企業が国境を越えて競争している状態

人材のコモディティ化を乗り越えるには、『武器としてのチーム』を自ら創り出すことしかない

世の中を変えるのは世代交代

古いパラダイムを信じている前の世代を説得して意見を変えさせるのは、不可能、労力、時間の無駄

自分達の信じる新しいパラダイム、必要とされるパラダイムの信奉者を、少しづつ増やしていく。

そうやって、仲間を増やす

高い目標や志(ビジョン)を、持ちながら、その目標のために、自分の強みや弱みを冷徹に受け止めて、現実的かつ確実に努力して成果を上げて行く人たちである。

人間は合理的に動いていない組織に長期間、属していると物事をロジカルに考える能力が、確実に低下して行く。

そういう組織に順応しきってしまったひとは自覚症状を、持つことが、出来ないまま、言い訳能力と、自己欺瞞力だけが向上していくのである。

本物のチームの作り方を学ぶ必要が、ある。

さまざまな出身のメンバーが、一つの目的の達成を目指して、自発的に集まった集団

『本当の自分』や『本当の仲間』を、いくら懸命に探し求めたところで、思春期の堂々巡りの自問自答の、ようなもので、100%満足出来る存在が見つかることは永遠にない。

『今目の前にある仕事』『やらなければならない宿題をやること』を、通じて、その試練を仲間とともに乗り越えることが、結果的に自分自身や仲間を見出すことにつながる。

教養の持つ大切な機能の一つが、『自分と違う世界に生きている人と会話できるようになること』

自分とぜんぜん違う領域に住む人は、これまでの自分が知り得なかった知識や考え方出会ったことの無い人脈、気づかなかったネットワークを持っている。

自分がどういう人間なのかによって、、ネットワークは、決まってしまう、

禅問答のようだが、ネットワークを変えるということは自分を変えるということであり自分が変わらなければネットワークも変わらない。

ギブ&テイクでは無く

ギブ&ギブ&ギブ&ギブ&ギブ

そもそも、一つのギブに対してすぐにテイク=見返りを求めるのは、愚かな事だ

人は何かの恩を受けたとしても、その時すぐにお礼ができるタイミングではないこともある。

でも、困った時に助けてもらったという記憶は鮮明に残るし、まわりの人にそれを話す事もあるだろう。

ギブのネットワークを作る

そのネットワークが、大きくなり、情報や交流の流通量が、高まれば高まるほど、もたらされるメリットも大きくなる。

ネットワークの棚卸し

自分が頻繁に会っているのはどういう人か。

たまにしか会わないけど、自分にとって重要な人は誰か。

どれほどの多用なコミュニティに属しているか。

自分の近くにいる人で、別のコミュニティのハブとなってくれそうな人はいるか。

すでに自分が持っている既存の仲間というのは、それまでの仲間の構築の結果、言い換えれば『それまで生きてきた人生の反映』にほかならない

ファーストペンギン

強いチームを作るには、冒険者となって、ビジョンを、語れ。

ビジョンを作る上で最も大切な事は、デカすぎる絵を描く事

勇気を持って、ぶちあげろ

誰もが生き残るためには、自分でポジションを探さなければならない時代に、とっくの昔に突入しているのである。

卓越したチームでは、『凡庸な人』だけが残る事になる。

『楽しさ』を求める人だけで、チームを作ると、全員が、『お客さん』モードになってしまい、当事者意識が、失われてしまうのだ。

『パーソナルブランディング』

何かの専門分野を作って、自分分野を確立

『ラベリング』という考え方もある

自分へのフィードバック効果もある

他人から『こういう人間だろう?』

と規定される事で、自然とそれっぽくなる。

ラベリングの目的は、あくまで『人に評価、判断してもらうこと』

業界軸、会社軸、競合軸、自分軸

で、ラベリングする。

相性の悪さは、チーム内での、役割を変える事であっという間に解決する事もある。

目的と成果という二つの基準は、相対的なもの。

絶対的な判断材料

『論理性』

論理に関わる問題は、自分が直接の当事者でなくても、参加者、全員の評判に傷をつける。

アメリカの強さは、このように、できる人間に、わけの分からない『下積み』作業をさせない事にある。

アメリカのITベンチャーのように、いきなりトップスピードの現場に放り込む事が一番早い

『冒険』に出たものだけが、大きな果実を、手にする事ができるのは、大航海時代と何も変わらない。

それが、情報革命によって、21世紀に初めて日本に上陸した、むき出しの資本主義の本質なのである。

自社だけの狭い組織で、働き続けていると、『自社の常識は、他社の非常識』の状態に、知らず知らずに陥っている。

『他業界の常識』については、その存在すら知る事が出来ない。

ゲマインシャフト

地縁や血縁など、人間が、生活して行く中で自然発生的に生まれてくる社会集団のことを指す

ゲゼルシャフト

『ある目的を持った人々が、その目的を達成するために集まった集団』のこと

貧困こそが、人間から人間性を奪い、人を不幸にする最大の原因となる

貧困は人から『逃げ道』を奪う

長時間のきつい労働が、矯正されるブラック企業でも働き続ける人がいるのは、そこで得られるわずかな給料が、なければ、その人は暮らしていけないからだ。

これから、日本という国が貧しくなっていけば、そこから逃げ出せる人、およびネットワークを分散して持ってる人と、一つの場所から、離れられない人の間の差が、ますます広がって行く事は間違いない

他人の作った、作り物の物語を消費するのではなく、自分自身の人生という物語の脚本を書き、演じろ。

 

改めて、見返すと、強烈な文章で覚えていたくて、ついつい、メモをしながら読んでいたら結構読み終わるのに、時間がかかってしまった。

これもまた、受け取り方で、自分には関係のない世界だと、別の世界だと捉えることもできるのかな

 

見た上で、自分には何ができる?何をしたら良いのだろう?

と、問いが立てれればよいとおもうな。

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