読書感想

死ぬときに後悔すること 25 緩和医療医 大津秀一

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大なり小なり何らかの『やり残した事』を、抱えていた。

その後悔の程度には大きな違いがあった

単純な話だが、明日死ぬかもしれないと思って生きてきた人間は、後悔が少ない

明日死ぬかもしれないと思う人間は、限られた生の時間を精一杯生きようとする人間であり、1日1日に最善を尽くそうとする人間である。

一期一会を思う人間である。

良心的な代理人に事前指示書を示しておく。

やりたい事をやる。

もちろん、やりたい放題といっても、人の道に背くことではない。

けれども社会的な善悪で、言うと必ずしも完全な善ではないかもしれない。

自分の思いに殉じたのであろうそういう人生は、後ろ指を指されるどころか、不思議と潔いものである。

予定調和ばかり気にして、あるいは周囲と和することばかり考え、空気を読みすぎるのは、明らかに精神衛生上良くないし、そのような無形の長年のストレスが病気を生む可能性が、ある

死ぬ前に後悔するのは、夢が叶わなかったこと、叶えられなかったこと、そのものより、むしろ夢を叶える為に全力を尽くせなかったことにあるのかもしれない

人間は感情の動物

感情に左右されれば冷静な判断が、出来なくなる。

しかし、常に感情を排した決断ばかりするなら、それはコンピューターと、代わるところがない。

人らしく生きる為には、バランス良く感情をコントロールする必要がある。

死ぬこと以外はかすり傷

明鏡止水の心

冷静な心の先に、笑いを見出すことが出来れば、後悔は少ないに違いない。

優しさを行う難しさ

人間も生物の掟からは逃れられず、法にも理性にも善なる心にも縛られなければ、明らかな弱肉強食の世の中となるであろう。

弱者はときに優しさの正反対を受けとる立場にある。

ところが強者も、自らの死期が迫り、ある見方によっては弱者と、考えられる時期に入ると、自らのこれまでの行いを悔いる事が多いのである。

自分の視点が変わると、また違った世界が見えてくるのである。

故郷、食事、趣味、旅行、

人は終わりまで他者を求めるもの

歌 坂本龍一、鉄道員

中島みゆき、誕生

いつまでも、『今』は続かない

時はとめどなく流れ、世の中も、人と人との繋がりも少しづつ変化して行く。

その悠久のときの流れの中で、誰かに会いたいと思っても、永遠に会えなくなってしまうこともあるだろう。

そうならないためには、やはり会いたいと思うときに、会いたいと思う人と会っておくことである。

一期一会の精神

どんな相手と会う場合でも、これが最後になる可能性はある。

終わりを、意識すると、親、子、他人、、人との関わりは、色々ですね。

“自分の考えや価値観をしっかり持って、周りに振り回されない人であれば、それはそれで立派なことだと思います。

自分は自分、他人は他人という考えはとても大切ですが、自分と異なる価値観を一切受け入れられず、無視または排除するような考えとなると、それは「独りよがり」となってしまうかもしれません。

「清濁併せ呑む」とは、そんな自分の価値観とは異なることも受け入れてみる。
ということわざの意味を持ちます。”

“有名な「人間は考える葦である」とは、人間自然の中では矮小な生き物にすぎないが、考えることによって宇宙を超える”

『ありがとう』

それは、後悔のない最期のために、必要な言葉

最後に、私たちは全世界として、これからの高齢化の世界に生きていく。

そしてまた、、価値観は多様化し、こうすれば絶対幸せ、という道は薄らいだ。

人生80年+αの時代を自分は

『どう生きるのか?』そして

『どうすれば満たされ、どうすれば後悔が少ないのか?』

私たちはこの問題と向き合って、未来を生きてゆくことになるだろう。

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