読書感想

戦う商人 中内功 ダイエーは何を目指したのか 小榑雅章

投稿日:2018-06-14 更新日:

『商売はお客様に聞け』

『お客様の欲しいものは売れる』

だから、

『お客様の欲しいものを売る』

中内功の終生の要諦

これが商売の基本

中内さんが、考えていた事

それは、、商品の価格とは一体なんなのか、ということだ。

お客さんは、欲しい商品だから買う。

高いのか安いのかわからないが、自分の懐と相談して、買うか諦めるか、決める。

でも、お客として、少しでも、安い方がいいに決まっている。

その商品の値段は、材料費や加工費、人件費、運賃、などの諸経費に、いくばくかの利益を上乗せして決まるだろう。

信頼してもらえれば、商売は出来る。

商売の基本は、信頼だ。

【日用の生活必需品を最低の値段で消費者に提供する為に商人が精魂を傾けて努力しその努力の合理性が、商品の売価を最低に出来たという事がなんで悪いのであろうか?】

(良い品をどんどん安く売る)

ダイエーのモットーこそが世界を貫く真理であり

運営する為に一番大切な事

計画(PLAN)

実行(DO)

調整(SEE)

P.D.Sを行うことを可能にするのはコミュニケーション。

組織の最大の敵は、このコミュニケーションのパイプの老朽化、パイプの詰まる所。このパイプを常に掃除しておくのが大切、次の4つの効果が大きい。

⑴コミュニケーションの内容について自身でよく理解していること

⑵相手を理解しようと努力すること

⑶友好的なフンイキ作りにつとめること

⑷諦めずにもう一度話し合うこと

『良い品をどんどん安く』の『良い品』

とは??

商品を、売り切る為の安売りではなく。

システムとして安くして、つぎつぎとどんどん補充して売る。切らさない

☆ローコスト、マス、マーチャンダイジング

良い品を安く単品大量に仕入れられる仕組みを構築し、継続して消費者に届ける

流通業に、とって『よい品』は、お客様が欲しいと思う商品

商品の良し悪しを調べる検査機関を作れば良い。

1970年11月16日

ダイエーの消費経済研究所設立した

株式会社で、資本金10億

半分はダイエー、残り半分は、中内さんが、出資。

ダイエーの商品部や企業からの検査への干渉や影響を排除し、中立的な立場をとる為に、自分が半分出資

ダイエーで、取り扱う商品の品質、安全性、性能、耐久性、実用性などの検査を行う検査所。

1100平方メートル、最新の設備、専門の検査ができる技術者を10人

当時、日本最大、最新の品質管理センター。

中内さんは、(金はかかっても良い、何より大事なのはダイエーの信頼だ。何より大事なのは、信頼だ。

ダイエーで、買ったものは、安心できる間違いがない、『良い品だと』お客様にわかってもらえる為に、きちんと検査してほしい)

と、檄を飛ばした

☆衣料、雑貨にホルマリン

☆ワイシャツの色落ちや汚れのクレーム

☆PCBや残留農薬、カビ毒のアフラトキシンは強力な発ガン性物質という猛毒

☆AF2という抗菌剤、食品添加物、発ガン性物質の疑いあり

中内さんは売り上げ第一主義である。

利益の為に働いてはいない。

上場して、株主に配当するより、その文安くしてお客様に還元するのが商売の本道。

儲ける為だけの出店ではなく、日本国民みんなが豊かに暮らせる様に、大都市だけではなく、人の少ない地方にも出した

『不易と流行』 芭蕉

人間の文化と社会は無常なるもの

(万物が生滅して、定まりがないこと、)

変転きわまりないもののようであるが、深く洞察してみると、そこには

①時代とともに変化していくもの

②時代を超えて変わらないものとがあり、しかもこの両面は複雑に、分かち難く結びついていることを認識させられる

永遠性と流動性という二つの相反する面

教育の本質もまた、常にこの不易と流行の両面を統一するものとして捉えられなければならないであろう。

『時代を超えて変わらないもの』

をしっかりと見つめ続け、この不易なものを次の世代に受け継がせていかなければならないし、同時に

『時代とともに変化していくもの』

を鋭敏な感覚で受け止め、これに柔軟かつ創造的に対処していかなければならない。

『人間化』

という、視点

お客様には、買い物だけでなく、過ごしやすいとか楽しいとかという場所であるべきだ。

人間としてどうあるべきかと考える。

基準は、FOR THE CUSTOMERS

人間の欲望とは何か?

人はなぜ集うのか?

祭りはなぜ人の心をウキウキされるのか?

江戸の吉原はどんな町か?

江戸の町の再現

世阿弥の『風姿花伝』の中にある。

魅力の美学『花』の解明であり、花は面白さであり、珍しさに他ならない。

年々去来の花に、よる無限の、変化を実現する工夫、【秘すれば花】の真実、これを展開する事だ。

90年代バブルが、ハジけた。

消費は無駄を抑え、より堅実になり、消費額は減る傾向になった。

安ければ買うという時代から、必要なものを選んで買う。

問題なのは『良い品をどんどん安く』

では無く、(良い品)とは何なのか

これは、人によって考え方の違いが出てくる。

良い品は不易では無く、流行。

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